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思考整理カウンセリング

会社や自分のことを分かっていてくれる相談相手が欲しかったんだ!

モヤモヤを引きずったまま仕事をしている社長さんがたくさんいます。

もしかしたら、この記事がモヤモヤを晴らしてくれるかもしれません。

インタビュー形式でお送りします。


インタビュアー

このところ奥村さんは、社長の心理状態であったり、考え方を対象とした内面ケアにも力を入れているようですが、どうしてででしょうか?

たしかに私(事業承継デザイナー奥村聡)については、事業承継や廃業を実践するコンサルタントというイメージが強いかもしれません。法律などの技をうまく活用して問題を解決していくスタイルであり、要はノウハウの提供です。それはそれで大切な役割ですし、実際今でもやっています。

ただ、ノウハウだけではどうにもできないケースがあることを痛感するようになりました。

社長の個人としての内面に原因があるときです。
私のお客様の中心はキャリアの終盤に差し掛かった社長さんですが、ご本人の感情面や考え方が整っていないために、決断ができなかったり、前に進むエネルギーが得られなかったりしているケースが非常に多くありました。
深刻な場合では、気持ちが落ち込んでウツになってしまっているケースも。


インタビュアー

社長はなぜ内面に問題を抱えてしまうのでしょうか

そもそも、中小企業の社長さんには、なんでも自分で抱え込んでしまう傾向があります。
大きな責任をたった一人で背負ってきた方々なので、それがあたり前になっているのかもしれません。
従業員や取引先等に弱みを見せちゃいけない」と潜在的に考えているケースも多いです。悩んでいたり、やる気が無くなっている姿を人に見せたら、周囲に悪い影響を与えてしまう、と。

さらに、キャリアの終盤に差し掛かっている社長さんだと、“おわり”が視野に入ってくるので状況がより複雑になります。
たとえば、従業員には「会社のためにがんばって仕事をしよう」と呼びかけつつ、心の中では「後継者もいないし、会社は近い将来たたまないといけないかもしれない」という相反する内容が同居していたりするのです。
これでは力が出せません。

内面のモヤモヤや矛盾は、不眠などにつながり、心身の不調を呼び起こしてしまうことがあります。


インタビュアー

どうやって社長は内面の問題をクリアすればいいのでしょうか?

本音を吐き出せる機会をつくることでしょう。

不安や怒り、悲しみなどのネガティブ感情は、根深く自分の中に残ります。それを表に出すことで浄化できる面があります。日記などで感情を表に出すこともありですが、やはり、対話がより有効です。良い対話ができれば、自分のことを客観視でき、深い気付きが得られることもあります。

経営者には自分のことを知り、自分の軸を確かにする必要があると考えていますが、それらも対話からもたらされるケースが多くあります。


インタビュアー

対話が大切ということですが、話し相手は誰でもいいのでしょうか?

ここが難しいところです。

まずほとんどの人は、話を聞く、相談を受けるという基本的なコミュニケーションができません。ろくに相手の話も聞かずに、思い付きのアドバイスをしたり、自分の価値観を押し付けるような話をするひとばかりですよね?(笑)

もちろん、コーチングやカウンセリングのようなコミュニケーションの訓練を受けた人であればそんなことはないでしょう。

しかし、社長の相談相手としてそれで十分かと言えば、私はうなずけません。
会社は最後どうするか?という問いをはじめ、経営の各局面にはセオリーや正しい考え方があります。これらを教え、もし誤った方向に進みそうなときは危険を指摘する機能も、相談相手には欲しいところです。

もし過度なストレスを感じている社長がいたとして、そのストレスの根元は会社の経営にあるはずです。緩和措置だけではやり過ごせません。経営という問題の本質にまでメスを入れられなければいけません。根本解決の手立てまでできる人こそ望ましい相談相手だと思います。

インタビュアー

コミュニケーションスキルと問題を解決できる能力ですね。社長の相談相手の適任者を見つけることはとても難しそうですが・・・

たしかに、そうです。
メンタルケアや思考整理ができて、問題解決の方法まで見出せる力も持っている。もちろんその前提に経営というものや社長という役割のことをある程度理解していなければいけません。専門家を名乗っていたとしても、実際にこの両方を押さえている人はめったにいないでしょう。

だから私は、社長の相談相手という役割を買って出ました。

全ての社長に相談相手として奥村が最適だということはありえません。でも「奥村が自分には合っていそうだ」と感じるところがあれば、ぜひ声をかけていただきたいですね。
一般論として、本当にふさわしい相談相手というのはものすごく希少な存在です。見つけたときは積極的に関係を作るべきでしょう。


インタビュアー

すぐお金の話をしてしまうのが恥ずかしいところですが(笑)、奥村さんを相談相手にするには、かなり費用が必要なのでは?

社長の歩き方VIP会員になっていただければ、いつでも奥村に相談を持ち掛けられます。会費は、月額15,000円です。
弁護士や税理士の顧問料が、最低でも3万円や5万円はすることと比較すればけして高くないのでは?と思います。こちら都合の話になりますが、相談業務は神経も時間も使う割に稼げるものではありませんからね。

とはいえ、このあたりは個人の価値観によるのでしょう。なかには「話をするだけなのに金なんて払いたくない」と考える人もいらっしゃるはずです。

インタビュアー

それでも奥村さんは、社長は相談相手を確保しておいた方がいいと考えていますよね?

もちろんです。
相談や対話によって、社長が自身の内面のケアをしておくことには大きな価値があると確信しています。身体の健康に気を配るように、心と頭の健康も大切にしていただきたいところです。なんといっても社長個人のパフォーマンスは、会社の業績や人間関係のよし悪しに直結するのですから。

相談相手がいることで会社を潰さないで済んだ、人生における大きなトラブルを回避できた。こんな成果までも得られることがあるのですから、投資効果は高いのではないでしょうか。

インタビュアー

何か参考になりそうなこれまでの事例を紹介していただくことはできませんか?

ずっと「会社をどうするか」と悩んでいた社長がいました。
家業は赤字だけど、過去のからの大量の内部留保があるから当面お金の心配をする必要もないという状況です。

「斜陽産業なので今の事業に見切りをつけたほうがいいのかもしれないけど、従業員のことを考えると会社をたたむのは忍びない」
こんな感じで考えがまとまらないままだったのです

それでも社長は私と対話を積み重ねることで、数年も悩み続けていた問題に自分なりの決断をすることができました。


私と出会ったことで、自分は「相談相手が欲しかったんだ!」と気づいた社長もいました。

65歳という年齢を目前とし、そろそろ会社の着地について道筋をつけていかなければいけないと感じはじめた社長は、情報を集めまくりました。書籍はもちろん、M&A業者のセミナーに出たり、公的機関に相談を持ち掛けたり。
でも、どこも通り一遍のことを言うだけか、自分たちに都合の良い方向へ誘導しようとします

結果、道が見えるどころか、混乱がひどくなってしまいました。そんな社長には、自分や会社のことをわかってくれて、一緒に考えてくれる人が必要でした。

社長は、奥村に出来事や自分の考えを報告し、対話を通じて自分の頭の中を整理したり、新たな気付きを得たりしています。上手に奥村を使っていらっしゃるなと感じます。


会社を親から継いだものの、社長という役割にモヤモヤしたものを感じたままの後継者社長もいました。

その社長も、対話を通じて自分の使命を見出し、覚悟をもって経営に臨むことができるようになりました。その後の会社の業績は素晴らしいものがあります。人はやるべきことに集中できるようになるとすごい力を発揮します

インタビュアー

最後に何かメッセージはありますか?

キャリアの終盤に差し掛かった社長や、会社を継いで社長になった方は、未体験の世界に踏み出すことになります。知らない世界を歩むのですから、ガイドとなる人存在の価値が高いことでしょう。

とくに、社長をやめることになる最終局面での失敗は、やり直しができず、損害は大きなものになりがちです。水先案内人を求める方に、VIP会員制度を活用していただければうれしいかぎりです。

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