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『会社の着地コンサルティング』

「会社の着地戦略」と「社長の資産増大&保全」のために

M&A業者が大量のDMを送り付けてくるし、最近では銀行まで「事業承継どうするのですか?」と土足で踏み込んできたり……
はっきりいって、大きなお世話ですね。

とはいえ「会社のこと、最後はどうしたらいいのかな」と気になりはじめていらっしゃるかもしれません。
そんな方に『会社の着地コンサルティング』のサービスをおすすめします。

「会社を最終的にどうするか?」のテーマに対し、ゴールを描き、そこにいたる道筋を開拓します。

会社の始末と社長の人生のための戦略を入手

『会社の着地コンサルティング』では、「①会社の着地」と「②社長個人の人生」に貢献するこれらが手に入ります。

①会社の着地(社内承継、M&A、廃業)に関して

会社を最後はどのように処理するか。
そのために何をするかの戦略をお届けします。

  • 会社のゴール(社内承継、M&A、廃業)を定め、実現するための企画
  • 会社の価値の診断
  • ゴールまでのスケジュールと取り組み内容
  • 希望通り進めなかったときの備え(バックアッププランの設計)

②個人資産の増大保全、人生設計に関して

社長の「個人としての人生」を起点とするのが特徴です。
ものごとを上手に進めるための超大切なポイントとなります。

  • 退職金等で会社から引き出せる価値の算定
  • 社長の手元資産の増大と保全のための方策
  • 相続が起きた場合のシミュレーション
  • 社長の思考整理と心理負担の軽減
  • 関係者間の意見調整

1000件を超える支援実績の集大成

「会社の着地コンサルティング」は、1000件を超える会社の着地支援を実施してきた事業承継・廃業コンサルタント奥村聡の集大成とも言えるサービスです。

社内での承継から廃業、M&Aはもとより、社長の死去、倒産……等。
ありとあらゆる会社と社長の“おわり”の場面に、奥村は深く関わってきました。
だから適切なゴールを設定し、そこに至る方法を導き出すことができます。

奥村は「社長の人生をより良いものにする」という使命で仕事をしてきました。

普通の専門家は「会社をどうするか?」という視点でしょう。
一方の奥村は、社長の人生を軸にしつつ、会社をはじめとした他のことをどうするか組み立てます。
結果クライアントが得られる成果に差が出るのです。

「会社を最後どうするか?」
この社長が負う最も難しい悩みに、安心と納得をお届けします。

コンサルティングの条件と概要

コンサルティング料金 : 25万円(+消費税)

※ 登記等手続き費用、交通費、他の専門家費用は含まれません。
※ 計画実行までご依頼いただく場合、コンサルティング料は実行費用に充当し、実行費用からコンサルティング料を差し引きます。

一般的なコンサルティング期間 : 3カ月

コンサルティングの流れ

①問合せ・コンサルティング内容の事前説明
 無料です。ただし出張が必要な場合は交通費と日当をご請求させていただきます。

②サービスの申込

③資料提供
 決算書等の資料の提供をお願いいたします。

④インタビューの実施
 じっくりと社長のお話をお伺いさせていただきます。
 対話を重ねながら社長の思考整理や今後の取り組みを固めていきます。

⑤計画の策定・修正
 現状や今後の取り組み方の計画を策定します。

(⑥計画の実行)

※⑤の計画策定までが会社のコンサルティングのサービス範囲です。

利用事例

「会社の着地コンサルティングを利用したT社長のケース」

コンサルティングというものはかたちがありません。
そのため「利用したらどうなるか?」のイメージが沸きづらいところ。

そこで、過去に当コンサルティングをご利用いただいたT社長の事例をご紹介いたします。

T社長の会社では、来期以降の売上が落ちていくことが予想されていた。
社長は「自分ももう若くなく、挽回するための馬力が足りなくなった」と感じている。
子供は社内にいない。


「いずれ会社をたたんだほうがよさそうだ」と考えるようになった。

状況がもっと悪くなる前に終わらせたほうが、従業員をはじめとする関係者のためになるだろう、と感じたためだ。

T社長は書籍で奥村のことを知り、廃業の依頼を持ち掛けた。
しかし奥村は廃業の依頼を保留した。
そして「一度他の選択肢も考慮してから、一番よいゴールと進め方を検討してみませんか」と逆に提案した。

会社の決着コンサルティングを実施することになった。
決算書などの資料を提出し、奥村との対話がはじまった。


これまでどんな経営をしてきたか。
なんで経営者になったか。
うれしかったこと、やり残したこと。
そして、会社のことだけでなく、自分の人生で大切にしてきたことや、これからの希望も。

対話を2、3回重ねたところで、T社長の中に変化が生まれた。
そこに奥村から提案があった。

「まずM&Aにチャレンジし、それでもダメだったときに潔く廃業しませんか?」と

提案はT社長の心境にピッタリとはまるものだった。



方針が決まったところで、今後の具体的な取り組みの計画を作りはじめた。

「会社の所有している不動産は手元に残したい」と希望を伝えていたところ、M&Aで買い手を探し始める前に、別会社を作りそちらに不動産を移すことを提案された。
会社を二つに分け、事業だけを売却できるようにするという案だ。

企画が練り込まれて完成した。
これからやるべきこと、手順、スケジュールが奥村より示された。

先が見えたことで安心できたのだろう。
売上の低迷がはじまってからずっとT社長は不眠に悩まされていたが、再び深く眠れる日々が訪れた。


《補足》

会社の着地コンサルティングは、計画立案までがサービス範囲となっているため、ここまでで一区切りとなります。
家を建てることで例ええるならば、設計図を作るまで。
その後の工事はまた別です。

ここで計画立案後の顛末をお話しましょう。

T社長は、不動産の分社を実施した後、M&Aに着手しました。
こちらは奥村とM&Aパートナーの2名で共同して受託しました。

相手探しをはじめて2カ月ほどで、本当にピンポイントで最高のお相手に買ってもらうことができました。

M&Aが決定したところで、T社長と奥村は、従業員さんたちに「M&Aをすることにした理由や、どうしてその相手を選んだか」を丁寧に説明しました。
突然のニュースに驚きはあったものの、最終的には前向きに受け取ってもらうことができました。


会社売却後、T社長は会社から退職金も受け取りました。
資産内容に大きな変動があったので、T社長の相続発生まで視野にいれた、資産の持ち方や対策についても打ち合わせをおこないました。
すでに公正証書遺言の作成まで済んでいます。


《評価》

社長は当初、廃業を考えていたものの、結末はM&Aへと進んだ事例でした。
当初本人が考えていたことが、奥村とやり取りすることで別の道に変わるケースはよくあります。
全方位で支援できる奥村ならでは、といったところでしょう。
(たとえば、M&A専門業者ならば「あなたに会社を売らせること」しか興味ないでしょう)

費用対効果の面でもいい効果を創造できました。

おそらくT社長が想定していた一般的なやり方と比較したら、ざっと800万円以上は手元に残せるお金を増やせたと見積もっています。
わかっている人間に全体を仕切らせることの価値が、このコンサルティングにはあります。


オススメできないケース

正直なところ、この会社の着地コンサルティングサービスは、誰にでもオススメできるものではありません。
コンサルティングが効果を発揮するためにはいくつか条件があります。
「オススメできない」ケースはこちらとなります。

時間がほとんど残されていない方

資金繰りや社長の健康状態が「待ったなし」の状況になっている場合には向いていません。
このようなケースでもお手伝いできる場合はありますが、この「会社の着地コンサルティング」の利用は難しくなってしまいます。
そうならないためにも、早めのお声がけをお願いしたいところです。

決めつけタイプの方

「黙ってこれをやれ!」という感じで、自分が考える手続やテクニックをやらせようとする方にも向いていません。
会社の着地コンサルティングは、相談できる相手を求める方、ゴールやそこに至る方法を一緒に考えてくれる相手、そして、ラストまで一緒に伴走してくれる相手を求める方のためにあります。

誰かからの紹介の方

私のお客様はほとんどが直接で、誰かに紹介されてくる方はわずかです。
紹介がダメなわけではありません。
しかし現実的に、紹介で来られた方がミスマッチになる確率は高くなっています。

紹介の場合、奥村へのリサーチや、本人の目的意識が不十分になりがちであるためでしょう。
「奥村がどんなスタンスで仕事をしているのか」
「本当に自分が望んでいるのはこの人間なのか」
たとえ誰かからの紹介であっても、自分で見極めていただきたいところです。

本人ではない方

決済権を持つ社長ではない方、たとえば社長の子や従業員からの依頼は受けられません。
ときに「社長を説得してもらいたい」といった思惑で声をかけられることがありますが、お断りします。
私が動くためには、最低でも社長本人が「奥村と会ってみたい」「話を聞いてみたい」と思っていただいていることが必要です。


最後に

『会社の着地コンサルティング』の価値を改めて考えてみましょう。

まず、このサービスを使えば前もって準備を始めることができるので、社長が会社を辞めるときによい状況を作ることができます。
でもほとんどの方は行き当たりばったり。
行き詰ってから、もがき苦しむことになります。
この差は大きなものになります。

目指すゴールとゴールまでの道のりが明確になるので、安心と自信をもって進むことができるようにもなります。
一方で多くの社長は「どうしていいかわからない」と悩み続けます。
これでは力を発揮できないし、納得を得らえません。

圧倒的な場数を踏んできた奥村が、リスクや問題に対処するためのコンサルティングをします。
誰が調理するかで、道のりも結果も全然変わってしまうのです。

「迷っていなでないで、さっさと奥村を使いませんか?」

正直なところこれが本音です。
ご自身で抱え込んで時間を垂れ流し、精神をすり減らすより、私と一緒にゴールと解決策を考えましょう。

気軽に声をかけてみてください。

※お問合せ等は、問合せフォームからご連絡ください。
 → 問合せフォーム


Q&A

Q:コンサルティング料は安すぎませんか?

価値に対する感覚は人それぞれなので、誰もが安いと感じるかはわかりません。
世の中には「なんでもただで教えてもらって当然」と考える人もいらっしゃるので・・・
この金額コンサルティングのような形のないものについて、価値を感じない方も世の中にはいらっしゃるようなので。

提供側としては、お手頃な価格にできるよう努力しています。
できるだけ多くの方に活用していただきたいサービスであるためです。

費用とそれに対して得られる効果のバランスを考えても、十二分に利を得られると自負しています。
実際、お客様には支払っていただいたよりもはるかに大きな価値をお返ししてきました。

たとえば法人を破産させようと思えば、200万から300万円くらいすぐかかります。
M&Aならば、仲介会社に最低でも1000万円払うことも普通です。
「会社の決着をつける」というのは大ごとで、結果、それなりの費用がかかるものです。
そう考えれば、この20万円という費用はたしかにお得なのでしょう。


Q:他の専門家が必要なとき、会社の顧問税理士などを指定することはできるか?

会社の着地の計画、実行と進むときに、専門家(税理士や社労士、司法書士、弁護士……など)の力を借りる場合があります。
人選については、基本的に社長の希望を優先しますので、たとえば顧問税理士の先生と進めることも可能です。

逆に思い当たる人材がいない場合は、当方で推薦することも可能です。


Q:サービス提供の範囲はどこまでですか? 遠方だと不都合がありませんか?

奥村は関西を中心とし、東海や関東、中国、四国あたりまでは頻繁に出向いています。
特別サービス提供範囲は定めていません。

同じようなスタンスで仕事をし、同じパフォーマンスを出せる人間は、他にほぼいないと思っています。
そのため遠方になろうが、お声がけいただけた限りできるだけお役に立とうとしています。

お客様から見たときはどうでしょうか。
たしかに交通費は増えます。
しかし、どれほど増えるかと考えると、さほどには思えません。
何より大切な仕事のクオリティについては、遠方だろうがほぼ落ちません。


Q:依頼の前に一度会って説明を聞いてみたいが、可能ですか?

ぜひどうぞ。歓迎いたします。
仕事を頼む前に、もっと詳しく説明を聞きたい。さらには、相手の人となりを確かめたい。
当然のことだと考えます。

事前打ち合わせやサービスの説明については無料です。

会社やご自宅への訪問も可能ですが、この場合は交通費や日当をいただく場合があります。


Q:コンサルティング料金の支払い方法は?

原則、申込後、全額を指定口座にお振込みいいただきます。
なお、会社の着地の実行(たとえば廃業企画の実行や、M&Aの相手探しなど)までご依頼いただくことになった場合、コンサルティング料金は実行費用に充当し、実行費用の総額を差し引きます。