試合は7回に差しかかっている。
プロ野球の監督ならば、当然、9回まで戦い抜くための「戦略」を用意しているはず。
ところが、社長はどうだろう?
後半の戦略を用意している人は皆無に等しい。
成り行き任せで、疲れ果てた先発ピッチャーをどこまでも投げさせてしまっている。
そのために状況が悪化し、社長は追い込まれて苦しむことになる。
経営者としてのキャリアが半ばを過ぎたならば、ゴールまで見据えた「後半の戦略」が必要だ。
だから、あなたに『社長のゴールバイブル』を贈る。
社長が自身の戦略をもつために必要なインプットと取り組み方がここにある。
社長人生の終盤を、確かな足取りで歩むために・・・
こんにちは、奥村聡です。
私はこれまで、1000名を超える中小企業の社長から、事業承継や廃業などの「終えかたの相談」を受けてきたコンサルタントです。
多くの社長が、自身のキャリアの終焉を前に立ち尽くしました。
どうしていいかわからなくなって無気力になってしまったり、苦悩からウツにまでなってしまうことも。
「前から準備していたらもっと良いおわりがあったのに・・・」と、後悔させれた方もたくさんいました。
こんな状況に対し、社長としての最期の日まで上手く歩むための戦略が必要と痛感。
支援現場で得られた体験と知恵から『社長のゴールバイブル』を開発いたしました。
『社長のゴールバイブル』の3つの特徴
これまでも事業承継等に関係する支援策や教材は無かったわけではありません。
しかし、ほとんど機能してきませんでした。
その理由とともに『社長のゴールバイブル』の特徴をお伝えしましょう。
①全体像の「地図」を入手
世にあるコンテンツは「会社は継がせなければいけないもの」というある種の強制観念に置かされています。
また事業承継セミナーなどでは「株式の評価方法は・・・」と、いきなり細部の話を始めてしまっています。
しかし本来は、フラットで、かつ、全体像が分かるコンテンツから学べなければならないのです。
『社長のゴールバイブル』では、社長のおわり方の全体像がインプットできます。
細部には深入りせず、本質的なところだけを学んでいただきます。
社内承継やM&Aはもとより、廃業、倒産、社長の死去・・・可能性のあるおわり方のすべてを押さえておくことはとても役に立つのです。
「社長のおわりの世界の地図」を提供します。
②「個人の人生」と会社の戦略を合致
実は、いくら「最後は会社をどうしよう?」と考えていても、戦略は立てられません。むろん、前に進むエネルギーも得られません。
誰かに会社を継がせるにせよ、自らの手で廃業するにせよ、それは人生をかけてやってきた役割に終止符を打つことです。
それゆえ、社長の個人としての課題がクリアにならなければ前には進めません。
この視点が抜け落ちたまま、いくら会社のことを考えたところで意味がないのです。
既存のセミナーや教材に決定的にかけているのはこの点。
『社長のゴールバイブル』は社長の人生戦略を重視します。
社長の年齢や経済的なポイントはもとより、個人の内面から戦略を引き出す方法を論じます。
③プロジェクトに落とす
一般に、社長の引退に関わる話は後ろ向きな話題とされます。
そして、腫れ物に触れるように扱われています。
かならずやってくる未来なのだから、当たり前のようにおわり見て、どのように対処するか考えればいいのではないでしょうか。
『社長のゴールバイブル』は、後ろ向きで面倒な話を、前向きで創造的なプロジェクトに転換します。
ゴールを目指して意欲的に日々を過ごせるようになり、人生や仕事の質を向上させることができるようになります。
なお、社長に対して「早期の引退」を促す意図は一切ありません。
巷の議論は「社長は早く会社を後進に譲れ」という論調です。
しかし『社長のゴールバイブル』では、自分が納得できるゴールを描くことを大切にしています。
早い、遅いという外野の声には惑わされないようにしましょう。
受講者のイメージと参加条件
『社長のゴールバイブル』が向いている方
- 従業員3名から50名くらいの規模の会社のオーナー社長
- 「あと10年以内に引退する可能性があるかもしれない」と感じている社長
- 最後まで良い仕事をして、充足した社長人生を全うしたい社長
向いていない方・参加不可な場合
- フリーランスなどの組織を持たない方
※組織であれば法人ではない個人事業の方でも受講は可能です
ただし会社組織を想定したコンテンツである点はご了承ください - 健康状態の低下や会社の経営状況の悪化などにより、差し迫った状況におかれている方
- 士業やコンサルタント等の経営支援者の受講は不可
※ノウハウを入手するためでなく、自分が組織のトップとして受講する場合は可です
その他、注意事項等
- 発表等によりご自身や会社の内情を他の受講生にも伝える場面はありませんので、安心してご参加ください。
- 講習会の効果を高めるために、日常業務から頭を切り離して学び考えることが大切です。
スマホの電源は切るなど、ご自身が集中できる環境づくりを行ってください。
トピックスの例
- なぜ会社の着地のための戦略・計画が必要か会社の着地の全体像は?
- おわりを創造しなかった社長を待っている強制終了
- 会社の着地の基本である「廃業」をまずは押さえる社内の「事業承継」を成功させるための要件普及してきた中
- 企業の「M&A」の落とし穴を研究
- 100%避けることはできない「社長の死亡」に備える方法
- 無理をして結局会社を「倒産」させたら社長はどうなってしまうか?
- 会社のことを真剣に考えても会社を着地させることはできない矛盾
- 判断を誤らないために「清算価値」で会社を測る
- 手元に残すお金を増大させるにはどうするか?
- 大きな借金を抱えている場合の作戦を考える
- 本当に作る価値のある計画はどうやって作ればいいか?
おわりに
ものごとはなんであれ、始めることは、比較的簡単です。
一方、おえることはとても難しいものです。
会社経営も同様です。
この難関に無策で飛び込むのか。
それとも、自らのゴールを描き、実現するための戦略をもって歩むのか。
違いは歴然。
後者ならばあなたの人生の質を爆上がりさせることができます。
あなたが経営者としてのキャリアの後半を力強く歩み、納得のゴールを手にしていただけることを願います。