平成26年12月に湯川カナ著の
『「他力資本主義」宣言(徳間書店)』が発売となりました。
著者の湯川カナさんは、
子供と親が生きる知恵と力を高めるための機会を作ろうと
『リベルタ学舎』を運営しています。
奥村は今回、
この本の企画プロデュースと内田樹先生との対談部分の編集、
そして湯川さんのプロフィール作りなどを行いました。
「なぜ奥村が本のプロデュースなんてやるのか?」
と違和感をお持ちになった方が
いらっしゃるかもしれません。
たしかに、僕の本業は会社経営に関わるものです。
ただ、僕の会社の支援と本のプロデュースは、
自分の中ではあまり差がないものと思っています。
会社のコンサルティングでは、
会社がどんな個性や武器を持っているかを発見して整理し、
これから進むべき道しるべとなる
コンセプトを導き出したりします。
本のほうでは、
著者の持っている個性をプロフィールというかたちに落とし込み
その人が書くべき本のテーマを導き出したのです。
どちらもその人や会社が持っている本質を抜き出し、
世の中の背景と照らし合わせて、
メッセージを打ち出したという意味では共通しています。
ですので、
今回何か特別なことをしたという感覚はありません。
「核となるものを見つけ出す」
「整える」
「伝える」
こんな自然なことをやっています。
ただ、こういう作業は自分では難しく、
第三者だからできたりもするのでしょう。
(おわり)