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《事業承継700社目》ただの解説と提案の違い

今日は米子で新規のご相談でした。

週末に遠方に御呼ばれするパターンがこのところ続いています。

今回のご相談で、おそらく700社目のご支援先になりました。

数え忘れもありそうなので、正確ではなさそうですが・・・

カウントに対しては、お話をお伺いして、私なりに「こうしたらどうでしょうか?」と提案したものをカウントしています。

手も足も出なかったもの、なにも解決アイデアが浮かばなかったものは、カウント外です。

(といっても、そんな結果になった記憶はありません)

個人的には「提案」にこだわっています。

右に行くのか、左に行くのか、ダッシュをするのか。。。

とにかく、次の動き方を僕なりに提案します。

もちろん、その背景にはゴールを見据えた作戦があります。

「コンサルトならば、提案して当然」と思われるかもしれません。

でも、会社の先行きを決定してしまうことに対し、作戦を立てられる人ってそんなにいません。

能力的な問題かもしれません。

それに加えて、リスクをとることから腰が引けてしまっている場合も多いのでしょう。

「こうしましょう!」と提案したら、その策には責任が伴います。

お客さんが他からもらった提案資料(のようなもの)を見せていただけることがたまにあります。

それらを読むと、たいがいは作戦ではなく、単なる解説である場合が多いところ。

もっともらしく形式とボリュームを整えているものの、そこに書かれていることはある手法の説明だけだったりします。

それは「こうしましょう」という提案とは大きく異なります。

コンサルティングをしているように見せていながら、実際はこんなレベルに留まっていたり。。。

僕としては、これからも提案にこだわっていきたいところです。

その提案が受け入れられるか、否かは、別問題。

もちろん受け入れていただければいいのですが、条件がそろわないこともあります。

それでも「私はこう思います」という提案だけは、しっかり打ち出すスタンスでありたいと願います。

とにかくリスクをとってでも、具体的に策を提示していきましょう。

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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