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失敗の原因はすべて自分にありますか?

厳しい状況に陥ったことで落ち込む社長がいます。

たとえば、お金が足りなくなってしまい、経営破綻が現実化したり。

はたまた、右肩下がりの状況で、廃業を選ばないといけない状況だったり。



「俺はなんてダメなんだろう」

「自分せいでこんなことになってしまった」

小さくなって肩を落とし、もう気力も無くなってしまい、ものすごく落ち込む方も中にはいらっしゃいます。

もう手が付けられないくらいに。


こんな方々は「自分のせいでこうなった」と捉えているんじゃないでしょうか。

すべての原因は自分にある、と。


でも、本当にそうなのでしょうか?

あなたは状況が悪くなったすべての原因が自分にあると言います。

では逆に、もし成功したときも、すべて自分の原因は自分にあると考えるのでしょうか。


成功においては、絶対そんなことはありません。

自分の力量が占める割合なんてたかが知れています。

それより他者からの助けであったり、環境やタイミングの良さといった要素のほうがずっと大切な要素だったりします。

成功の要因のほとんどは、運だといっても過言ではないのだと思います。

成功は“たまたま”なのです。


どうように失敗も“たまたま”と考えてもいいのではないでしょうか。

実際にそういう面が多々あると、僕は感じます。


だから、もうちょっと軽く物事を考えていただきたいところです。

うまくいかない時はあるし、仕方ないことのです。

上手くいかない状況を、この世の終わりのように受け止めて思考停止になってしまうくらいなら、これからどうするかの対処方法を考えませんか。

行動を起こしませんか。

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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰