東京出張がはじまりました。
最初ははじめてのご相談が一件ありました。
再生系のお話です。
「どうしていいのか頭の中がまとまっていないのに、
お声がけしてすいません」と、
とても恐縮されいらっしゃいました。
僕はこんな全然かたちになっていないところから
はじまるお仕事が好きです。
また、そんな状況で
うちに声をかけていただけることがありがたいです。
「どうしていいか分からない」
こんなとほど適した相談相手はいないものだったりします。
ニュートラルな状態で話にのってくれる
会社や人って少ないのです。
ほとんどの会社等は、手口が固定されています。
だから最終的な結論をそこにもっていこうとします。
たとえば売買専門の不動産業者に
「うちの家をどうしたらいい?」と相談すれば、
「売りましょうよ!」という話になるでしょう。
広告会社に「もっと売りたいんだけど」と声をかけたら、
まず「広告出して売りましょう!」と言ってくるはずです。
みんなバイアスがかかっているのです。
経営者視点からすればそれも仕方なく、
事業の効率を高めようとすれば手口は
狭めざるを得ない点もあるでしょう。
しかし、どうしていいか分からない状態のお客さんからすると、
困った状況になってしまうのです。
そういう意味では、客観的にも、
僕の場合、手口はかなりニュートラルなはずです。
会社分割を頼むつもりで来たお客さんに、
全然違う提案をするようなケースは頻繁にあります。
まずは手口に制限がない人間と対話を重ねながら、
方向性を決めていければいいのでしょうね・・・
(奥村聡関連の他のサイト)
その手があったか!!の事業承継や社内整理で役立つ会社分割活用法
《会社分割ドットコム》
奥村が仕掛ける淡路島プロジェクトの宿&カフェ
《のびのび日和》
地域を面白くしたい、地元ひいき活動
《ひょうごエンジン》