昨夜は、僕が主宰するひょうごエンジンのミーティングでした。
もう18回目。青森と神戸の女性起業家を招いて
『自分の仕事の作り方』というテーマでイベント開催です。
この活動は、会社の事業承継などの
会社コンサルティングを本業とする僕を知る人からすれば、
本業から外れたものだと感じられるかもしれません。
でも、僕としては本質から
まったく外れていると思っていません。
痛んだ会社は疲弊した会社の支援を続けてきて、
あるとき「これは世の中の構造や街の元気のなさが原因だ」と
考えるようになりました。
それまでは個々の会社の問題だと捉えていたものが、
構造的な問題だを思うようになったのです。
ならば、会社だけを良くしようとしたって、
それはできないという結論になります。
会社が属する地域や社会も良くならなければ、
本当の意味で会社を良くできないのは当然のことです。
そんな思いから、地域活動をはじめました。
この取組みは思いのほか本業にも活きています。
柔軟な発想や世の中に眠るチャンス、
助けを借りるつながりなど、
会社支援をする上での強みをもたらしてくれたはずです。
会社がうまくいかないとより殻に閉じこもろうとしがちですが、
答えやヒントは外の世界にあるものです。
僕の地域活動はそんなことを勉強させてくれました。