事業承継・廃業等の相談をどうすべきか
相談という行為は、一般に思われているよりもずっと重要な行為です。
社長やその関係者という立場を考えればなおさらです。
それだけで、長年の悩みに光が見えたり。
何千万円もの損失を回避できたり。
私はこれまで数多の相談を持ち掛けられ、何度もその価値を垣間見てきました。
逆に、相談を避けたり、相談に失敗すれば社長が奈落の底に落とされたり、後悔に責め続けられる状況になりかねないのです。
多くの人が相談相手を間違えている
ちまたでは多くの人が相談相手を間違っています。
相談内容に比して、相手にその相談を受けられるほどの情報や経験が不足していたり。
また、特定のサービス等を買わせることを目的としている人間に相談してしまうことも。
(たとえば、不動産活用の相談を、不動産売買を業としている人間に相談すれば、どうにか話を売却にもっていかせようと誘導されるのは当然です)
私が従事する分野の事業承継や廃業、会社売却などの世界でも同様であり、「相談相手選びの失敗」は繰り返されています。
このあたり、もっと繊細になって、注意をしていただきたいところです。
誰に相談するかで、とんでもない方向に話が進んでしまうことだってあります。
教えを乞う相手を間違えることは最大のリスクなのです。
つまみぐい相談はNG
もうひとつ、相談を持ち掛ける側の姿勢として良くないと思う姿勢があります。
部分的な相談をしようとする姿勢です。
つまみ食いをしようとするイメージともいえるでしょう。
「ちょっとここだけ教えて欲しい」といった断片的に相談をしようとする人が少なからずいらっしゃいます。
私はこうした相談には応対していません。
なぜなら、お相手のことや、全体像がよく分からないままに適切なアドバイスはできないからです。
むしろ失敗を引き起こしてしまう危険性があります。
「本当の問題は、持ち掛けられた相談内容とは別のところにあった」なんていう発見は、相談の現場では日常の風景です。
真に問題を解決するためには、相談相手に背景を含めた全体をお伝えください。
『個別コンサルティング』のススメ
事業承継デザイナーの奥村聡は、相談という営みを表面上のもので終わらせないことを誓っています。
問題の根本解決につながり、そして、未来の利益となるためのものを目指します。
その想いから『個別コンサルティング』という名で、本気の相談業務を提供しています。
事業承継や廃業、M&A等のお悩みには、この『個別コンサルティング』をおすすめいたします。
これまで1000人以上の方々に個別コンサルティングを提供してきました。
事業承継や廃業等の『会社の着地』という分野を開拓してきた第一人者の経験をご利用ください。
よく受ける相談テーマ
- 会社をたたむべきか、続けるべきか悩んでいる
- 次の社長になる後継者に不安がある
- 会社をM&Aで売ることができるか
- 最近無気力で仕事に身が入らない
- 社長に万が一があったとき会社や身内がどうなるか心配
- 廃業するときの従業員への対応方法がわからない
- M&Aや事業承継で不動産の処理方法を知りたい
- 借金が大きくなっているため会社を継がせていいのか悩ましい
- 赤字が続いていて、会社を続ける自信が無くなってしまった。
個別コンサルティングの詳細
実施方法
個別相談は面談、および、電話やオンラインで実施いたします。
所要時間
1回のコンサルティングで、90分が平均的な時間となります。
内容によっては長くなる場合もあるので、時間には余裕をもってご利用ください。
料金
1回、25,000円(税別)です。
出張の場合は、交通費や日当が加算されます。
場所が決まった後、見積りを計算させていただきます。
個別コンサルティング前の簡易な問合せは、無料です。
「こんな相談はできるのか?」等、お気軽にお問合せください。
場所・範囲
日本全国、地域の制限はございません。
面談でのコンサルティングを希望される場合は、場所のすり合わせをさせていただきます。
次の場所での面談は、日当や交通費がかかりません。
●関西の拠点『グッドミーティング神戸六甲』
●都内の宿泊中のホテルのロビー等
その他・注意点など
➢根本からの問題解決や状況改善を目的とするため、深い部分までの質問や、一見無関係と思われる質問までさせていただく場合があります。
➢プライバシーの保護に基づき、ご相談等で知りえた情報を無断で第三者に開示することはありません。
申込方法
奥村への問い合わせ、個別コンサルティングの申込みは、問い合わせフォームをご利用ください。
はっきりいって悩んでいる時間はムダです
今悩んでいることは、はたして時間をかければ解決できるのでしょうか?
実は、悩んでいる時間に意味がないケースは多いところです。
人には問題を前にして思考停止に陥ってしまう傾向があります。
悩んでいるときは、考えているようで、考えていないのです。
また、経験や情報が無いのに、どんなに頭をひねったところで解決までの行程を発見できないことは、客観的に考えればわかるはずです。
要は、先のことが見える人間の経験や知恵を使ってしまったほうが、早く、確実です。
結局それがコストを抑えることにもつながります。
社長さんには、やるべきことが別にあるはずなのですから・・・
「分からないことが分からない」は大歓迎
「あれをしようとしたら、これが問題に……」と頭のなかで、ぐるぐる同じことを考えている。
そもそも「何が問題で、どう考えたらいいのかわからない」と、思考の底なし沼に足を踏み込んでしまった。
こんな方こそ、ぜひお話をお聞かせください。
よく「何を質問していいのか分からなくて・・・」と、恐縮される方がいらっしゃいます。
しかし、むしろ大歓迎です。
悶々とした状況から未来への道筋を一緒に見出すことこそが私の役目です。