借金の返済が厳しくなってきたときどうしたらいいか。
返済猶予(リスケジュール)をするのはオーソドックスな打ち手となります。
しかし、結局本業で利益が出ていなければ墜落回避は免れません。
利益を出せるようにすることが経営持続の至上命題です。
とはいえ、売上アップをいくら叫んだところで、上手くいかないケースのほうが多いのも事実。
経営破綻の可能性は、冷静に受け入れておきたいところです。
もしその事実から目を背ければ、やるだけやったあげく、最後は周囲を巻き込んでの大事故を引き押すのがオチです。
個人や夫婦の資産を使い果たし、友人知人からの返せない借金を残し、仕入れ先や売掛先の支払いを踏み倒し・・・
こうなったらもう社長の居場所は残されていません。
でも経営破綻まで視野に入れて立ちふるまえば、迷惑をかける範囲をコントロールできます。
自宅を含めた最低限残したいものを保全することだってできるかもしれないのです。