僕は事業承継の専門家として扱っていただけるケースが多くあります。
自分の次の代のことを考える会社の社長さんからの相談は当然あります。
最近では、地方の自治体や街づくりに関わる方からの相談も増えています。
後者の場合も、キーワード的にはたしかに『事業承継』です。
「街の商店などの廃業が相次いでいるので、それを移住者に引き継いでもらいたい」といった要望を投げられるのがパターンです。
ただ、一般的な専門家が使う事業承継という言葉は、もっといかつい感じです。
株式を息子に相続するのに一億円の相続税が見込まれる、とか。
事業承継対策として、М&Aによって10億円で会社を売却した、とか。
両方とも事業承継なのですが、両者を同じ言葉で言い表すのも違和感がありますね。
最近では、個人商店のような「なりわい」という言葉が当てはまるような事業の承継を『継業』と言う場合があるようです。
みなさん、聞いたことありますか?
この言葉が定着してくれれば、事業承継と継業で差を伝えることができて便利なのですが・・・。
ちなみに、これから継業の支援について、仕組みを作っていきたいと考えています。
普通のМ&Aみたいに、何千万ものお金をМ&A会社にお金を払えないケースはたくさんあります。
こういったコンパクトなサイズの事業引継ぎを増やしていきたいと思っています。
そこをやるのは、世の中で僕しかいないような気もしますしね。
みんな一発でドーンと稼げる仕事をしたがりますから・・・(汗)