私が師匠と呼ぶ、PCエキスパート社の森田達也社長がいらっしゃいます。
いろんなところにパソコン一台で赴いて仕事をする奥村。
パソコンが使えなくなったら何もできなくなってしまいます。
しかも全然詳しくなく・・・
森田師匠は、PC保守で、そんな僕の仕事を支えてくれています。
先日師匠とお会いしたときに、面白いお話をお聞きしました。
曰く「最近は、パソコンで中小企業の廃業の危機を救っているんですよ」って。
ECサイトで販路拡大を支援しているのか?
それともシステムで業務の効率化をしているのか?
パソコンで救済と聞いて、こんなことをイメージしました。
でも、不正解。
師匠はパソコンで、ものづくりの機械を救っていたのです。
ものづくりをしている中小企業の場合、機械の制御を古いバージョンのWindowsで行っていたりするケースが多いそうです。
当然、脳みそというべきコンピューターが壊れたら機械も動かせなくなってしまいます。
しかし古いOSは、メーカーからのサポートが打ち切られています。
パソコンに詳しい人でも、古いものまで治せるという人はそうそういないでしょう。
もちろん、パソコンごと新しい機械に変えてしまうことができないわけではないはずです。
しかし、それには大きな設備投資が必要となります。
そうなると財務的に厳しい中小企業も多いはず。
また、ものづくりを行う中小企業の場合、高齢の従業員も多いそうです。
彼らに新しいシステムを覚えさせるのはなかなか酷で、機械の一新に伴う社員教育は想像以上の大変さが伴いそうです。
こんな背景があって、森田師匠の存在がとても貴重になっているようです。
パソコンだけを修理することで、機械そのものの寿命を伸ばせたら経営上のメリットは大きくなりますね。
「この機械が壊れたらウチは廃業する」と、何人もの社長の口からきいたことがあるので、廃業回避にもすごく貢献しているはずです。
僕は自分で、中小企業の廃業を回避する仕事をしていると思っていましたが、こんなに近くにも同じように会社を救っている方がいました。
トライアスロンのトレーニングばっかりやっているのかと思っていた師匠ですが、いい仕事されています!!