【新刊】『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円 (光文社新書)』
本日は、仙台出張。
2件の新規相談(個別コンサルティング)をお受けしたので、通算相談件数が800件となりました。
個別コンサルティングには強い思い入れがあります。
司法書士事務所を売却してコンサルサントの道を選んだ時、「とにかく社長の相談を受けまくろう」と心に決めました。
当初は「司法書士がなんでコンサルティング!?」という反応をされることが多く、それに対して堂々と対応できるような実績を積もうという野心がありました。
また、そもそも廃業や事業承継の分野における参考とすべき先人がいなかったため、会社や社長との接点を増やして方法を模索するしかない事情もありました。
こうしてはじめた個別コンサルティングですが、途中からは意地で継続しています。
正直なところ、売り上げとしては小さく、現状では日当もいただいていないのできついケースもあります。
片道5時間以上かけて90分のセッションをこなして、また5時間かけて帰ってきたり・・・と。
しかし、ここまできたら目標の1000件は達成したいところ。
ようやく頂上が見えてきた気がします。
数だけでなく、内容にもこだわっています。
意識しているのは「具体的」であることです。
たとえば、相談を依頼していただいた方に「次のスップは、これをこうしましょう」というところまで落とし込むようにしています。
当たり前のように思われるかもしれませんが、他の専門家への相談を見聞きしていると案外そうではないと思います。
たとえば、決算書を見て「利益率が低いですね」と指摘するだけで終了だったり。
分析だったり、ときに感想だけを言って終わっているケースが多いように思います。
しかし、大切なことは「だから、どうするか」です。
利益率が低いならば、どうするか。
そこまで具体的にしなければ、お客さまは動いたり、判断できません。
先日のお客様は「会社をたたむか決めてから連絡してください」と税理士に突き返されたそうですが、決められないから相談に来ているのです。
本当に役に立つ専門家であろうとするならば、どうやって決めたらいいかまでを伝えられなければいけません。
どうしても先送りしてしまいそうな論点に対し、YESかNOかの2者択一まで絞り込んで判断を迫るようなケースも、僕の場合はよくあります。
相談業務に対して「個別コンサルティング」と、コンサルティングの名をつけていることは、この辺りのこだわりの表れです。
【とにかく一度相談をしてみたい!」ならば】
★個別コンサルティング★
★フレンドシップ顧問★
★事業承継メルマガ『おわりを良くする経営』★