熊本で開催している、廃業支援者のためのゼミ。
3日目を開催しました。
冒頭では、自分の頭で考えてコンサルティングができるようになることの大切さをお話しました。
マニュアルなんて役に立たないし、そんなものに頼ろうとすることは害にしかなりません。
背景として、なんでも手っ取り早く楽して学ぼうという今の世の中の潮流への危機感があります。
そんなわけでこのゼミでは、体験的に学び、身体が(頭が)勝手に反応するレベルを目指しています。
宿題だって雑に投げられます。
問題を教えてあげません。
「この会社どうします?」というだけです(笑)
何を考えなければいけないかから、自分で考えなければならないスパルタです。
「社長の価値観を押さえないと打ち手を間違える!」
受講生のお一人がこんなコメントを発しているのが耳に入りました。
今日は、社長さんとの面談の仕方というテーマもとりあげました。
「ご本人の価値観(核)まで深堀りできるようにコミュニケーションをとること」というお話をさせていただいた次第です。
その後のコンサルティングワークで、まさにそれを実感する場面があった模様。
思わず、先のコメントを口に出されたようでした。
うん、よかった。
こうして知識は血肉になっていくのでしょう。
充実のゼミも残すところあと1回です。
終わりが見えて、もうすでに寂しくなってきています。