11月24日、
島根県雲南市役所でリノベーション起業の勉強会が開催され、
講師としてお招きいただきました。
行政職員、NPO関係者、地域の経営支援者など
20人ほどのみなさんんい参加いただきました。
トピックスは、地域に必要な事業承継の考え方や取り組み、
そしてちょっと具体的なリノベーション起業のコーディネートのやり方など。
ワークショップも織り込みながら、イメージを作っていただきました。
雲南市は、行政的な取り組みが注目されているそうです。
たしか中学校区単位で街づくりの長を置いたり、とか・・・
雲南モデルとして全国から視察もたくさん来ているようです。
ただ、視察にきても
「ウチの地域でも同じようなことはしているけど・・・」
となってしまうケースもあると耳にしました。
そうなんですね。
形式だけ真似しても意味はないのです。
安易に成功モデルの外形だけを真似して効果が出ないケースは実に多いもの。
その本質まで理解しなければいけません。
ここ雲南市の場合は、
いろんな関係者が自分の立場を超えて交わっていることこそが、
成功の本質だと感じました。
行政マンや地元のNPO、
事業家などがコミュニケーションをとりながら、
アクションを起こしています。
そこには何でも自分ごととする姿勢や、
地域をどうにかしようという熱意があります。
風通しのよさもあり、
面白い人が地域に集まってきているのです。
▲みなさんの交流の場にもなっている三日市ラボ
今回の勉強会だって、
産業支援の部署と、起業促進の部署の
垣根を越えて開催されたものです。
他の地域に目を移せば、
他の部署と連携ができていないのが普通だったり
することもあるかもしれません。
同じ市役所内なのに・・・
とっても気持ちのよい方ばかりと出会え、
うれしい出張となりました。
また雲南市を訪れたいです!