僕の周囲ではかなり注目度が高かった、
大阪池田のボロ家。
夏からとりかかっていた
通称『池田ツタヤ』のリノベーションが
ついに完成しました!!
ビフォア・アフターをご覧ください!
蔦に覆われ、庭に木が生え、緑の丘にしか見えなかった戸建住宅。
家の中には残置物がたくさんあり、庭にはごみがあふれていました。
さらに屋根に穴が開き雨漏りどころもひどく・・・
足を踏み入れたときは、ある種の絶望感を抱きました。
皆さんのお力をお借りして蔦をとり、
大量のごみをトラックで運んで捨てました。
蔦から姿を現した家は、
どこか気持ちよさそうにしているように見えました。
そして、完成した姿がこれです。
これから新しい住み手が来ることを待っています。
当初考えていた工事予算を大幅に超え、
思ったよりも労力もかかりました。
でも、この物件を再生させたことで、
大概のことはどうにかできるという自信がつきました。
そして、ご協力いただいたみなさんにスペシャルサンクスです!
蔦とりをしているときに、近所の方がやってきて
「ありがとう」
と、言ってくれたことが印象的でした。
ぼくはこのプロジェクトを慈善事業だとは思っていないし、
街のためにやった認識もありません。
でも、結果的にはご近所への大きな貢献となったのでしょう。
案外こんなもので、
「社会貢献だ」と肩に力が入っていることは
うまくいかなかったり、
動き出せなかったりしがちな気がします。
そして、社会性と個人的な利益を
同居させることはやっぱり可能だと。