まず取り組むべきは売上アップより、『退路の確保』では?
三国志に出てくる天才軍師の諸葛亮孔明ならば、戦う前から、理想どおりにことが運ばなかった場合の「退路」を考えた気がしてなりません。
退くときはひく。
いつでも退けるようにしておく。
これが戦上手と称された人だと思います。
巷の中小企業の社長さんは、どうでしょうか。
前に進むことしか考えていない方が大半です。
しかも、連帯保証や世間にはびこる常識に縛り付けられています。
原材料費が高騰し、どんなにお金を積んでも仕入れることが難しいケースも出てきました。
人件費も高騰し、採用が困難な状況も続きます。
そして、コロナ融資の返済がはじまり・・・
経営環境が激変している状況で、これはマズい。
そこで『撤退』をテーマとした講習会を企画しました。
変動の時代を生きる経営者に必須の教養をお届けします。
『退路開拓』講習会の狙い
いざというとき上手く撤退できるよう退路の開拓を試みます。
すぐに事業を撤退させろという意図ではありません。
「その時が来てしまったら、退けるようにしておきましょう」という提案です。
退路さえ確保できていれば、最悪の状況を回避し、周囲人々やご自身を守れます。
そこまで視野にいれていると心が落ち着くため、なんだかんだ仕事のパフォーマンスも向上するものです。
今は順調という会社であっても、当然に押さえておくべき内容です。
いっしょに現実を見つめ、したたかに備えをしませんか。
この講習会に参加することで、自分に必要な準備と、いざというときの撤退戦略が手に入ります。
講師紹介
講師は事業承継デザイナーの奥村聡です。
⇒ 講師プロフィール
900社以上における廃業や事業継承、M&A、社長の急死等、『会社の命運を左右する場面』を支援。
そこ体験をもとに構築した手法をお届けします。
形式的な議論や一般論とは違う、実践の知恵であり、ここにしかないコンテンツです。
講習会の詳細について
講習会のスタイル
事業承継デザイナーの奥村からの講義と、ご自身で考えていただくワークで構成された内容です。
なお、他の参加者に、あなたやあなたの会社の情報を共有するようなことはしません。
情報漏洩等が心配な方もご安心ください。
オンラインでの参加は受け付けていません。
お話させていただくテーマ例
- 撤退の失敗と成功事例の紹介
- 借金や連帯保証に対する備え
- 事業の終了や従業員解雇のテクニック
- 相続まで考えた手の打ち方
- 詐害行為を回避して資産を残せるか
- どうなったら退却を決定すべきか
- 会社をたたんだとき借金が残る場合どうするか
講習会の概要
日時
2022年10月17日(月)15時から
約120分を予定
会場
愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号JPタワー名古屋33階
JR「名古屋」駅から徒歩3分(2階デッキより貫通通路)
本勉強会は、名古屋の名門士業グループの司法書士法人・名南経営様よりご協力をいただけることになりました。
会場等をご提供いただきます。
参加費
参加費10,000円(税込)
参加対象
中小企業のオーナー経営者
※原則、参加は現役の社長に限ります。ただし、社長とその出処進退を相談する身内の方(後継者候補やご家族)の参加は例外として認めます。
※各社からお一人のみとし、複数名による参加はできません。
※金融機関や資格業やコンサルタント等の支援者の参加は厳禁とします。
定員
最大定員数 8名まで
※開催1週間前時点で、申し込みが3名未満の場合は中止とします。
持ち物
・直近の決算書の『貸借対照表』のコピー
※ざっくりとでも数字を覚えていらっしゃる場合は、お持ちいただかなくても大丈夫です。
・筆記用具
欠席の場合
ご参加者都合の欠席の場合、受講料から、返金手数料および事務手数料として金1,000円を差し引いた金額を、ご指定の口座に返金いたします。
最低決行人員を下回ったケースなどによる中止の場合は、全額ご返金致します。
申込方法
講習会へのご参加をお申込みの方は、下記リンク先の『事業承継デザイナー奥村聡のショップ』から、「『退路開拓』講座」をご購入ください。
購入時、受講票がネットショップより発送されます。
※ご質問等は、本サイトの問い合わせフォームをご利用ください。
最後に
「社長たるもの、撤退なんて後ろ向きなことを考えるべきではない」
こう考える方とは、そもそも価値観が異なります。
しかし社長とは、矛盾と付き合うことが役割の本質ではないでしょうか。
顧客に喜んでもらいたいけど貢献したいけど、自社の都合もある。
従業員の幸せを願うけど、身内や自分の身もかわいい。
銀行等にいい顔をしたいけど、そればっかりじゃ経営が崩壊する。
そして、いつまでも経営を続けたいけど、続けられなくなるときが来るかもしれない……
矛盾を前に悩みながらも、どうにかやっていかなければいけない。
こんな難しい立場の社長さんを応援し、うまく対応する方法をお届けします。