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東京出張から帰りの新幹線でブログを書いています。
今、あらためて「社長の老い」について考えていました。
本来ならば、年を取ればとるほどに社長を辞める必要性や必然性は高まるはずです。
この点は同意いただけますね。
でも、年を取ればとるほどに、社長を辞めることが難しくなっています。
ジレンマです。
ものごとを認識する力は衰え、判断力も鈍ります。
辞めることも一種のチャレンジであるところ、そのチャレンジ精神は乏しくなります。
すごかった社長でも急に衰えたりするようですね。
最近のご相談では、社長本人は「まだまだやれますよ」と口にしていました。
しかし、客観的に見たところ、理解力が全然ついてきていません。
事業の重大事の話が出た時には「そんな話は聞いてないぞ」と激高します。
でも、番頭さんから報告は受けていた様子です。。。
自分の経営能力に問題が生じていることを理解できない。
問題を問題として認識できないのですから、解決できるわけはありません。
やるせないことです。
社長さんに「はやく退きましょう」と、僕は言いません。
「潔く後進に譲るべきだ」との道徳的な言葉をかけるのは大っ嫌いです。
中小企業の社長なんだから、自分の好きにやればいい。
全部自分の身に返ってくるだけです。
そして、外からなにを言ったところで、変わらない人は変らないということは身に染みています。
社長が自分から「どうにかしよう」と思わなければ、どうにもならないのが中小企業。
僕は基本的に、傍観する姿勢を保つようにしています。
よって、社長の席を譲るかどうかは、社長次第です。
どうぞお好きになさってください。
ただ、早めに辞めることを心掛けないと、いつまでも辞められなくなってしまうのが現実です。
このことは知っておいていただきたいところです。
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