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会社が脅かされるリスクが嫌なら株式の承継まで

中小零細企業に関わっている限り、ほとんどの方にとって「株式なんてどうでもいい話」ですよね。

法律家や税理士が何を言おうが、興味が沸かないのが本音だったりすると思います。

うん、それは仕方ないことです。

ただ、やっぱりちょっと気にしてほしいのが『株式』です。

いま関わっている案件では、社長がやりたい放題やっています。

それが小さな会社の社長だといえば、それまでです。

ただ、この会社の場合、社長が株式の過半数も持っていません。

他の株主が結託すれば、いつでも首を切ることができる状況です。

あまりにひどい社長の振る舞いに業を煮やした株主たちからは、現にそんな話も出だしています。

逆の立場でも厄介な場合があります。

誰かに株式を少しでも持たせれば、株主としての権利も持たせることになります。

たとえば会計帳簿の閲覧権なんでものもあるので、株主は「会社の数字を見せろ」と言う権利があります。

少し想像してみてください。

関係が悪くなり敵対する株主からそんなことを主張されるようになったときを・・・

怖いですねぇ。

株価が高くなって、税金の問題を抱えるケースがあります。

それを避けたくて株式を分散させる人もいますが、今度は他のトラブルリスクが高まります。

いやはや、日常の経営にとって、株式なんてどうでもいい話なのですが・・・

でも面倒なのも株式の問題です。

会社の承継をするならば、しっかり株式の承継まで詰めていただきたいところです。

追伸:

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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継・廃業コンサルタント

これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。

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