最近アクティブにコンサルティングを提供しているお客様から言われました。
「奥村さんって『こんな仕事をしました!』って実績をホームページに載せていないんですね」と。
もしコンサルティングの実績を細かく掲載していたら、他の社長さんたちの目に留まりやすくなるだろうし、自分ももっとすぐに依頼できたはず、というニュアンスでした。
おっしゃる通りです。
たしかに実績のアピールはかなり弱いです。
私もそこはわかっているのですが・・・
なぜそうなっているか。
ひとつは、単に私が怠けているからです。
正直、そこにかけるエネルギーが沸きません。
実績を載せるということって、結局「私はすごいでしょ」という自画自賛をすることでしょう。
どうも気が乗りません。
もう一つ理由があります。
それは、本当にすごい仕事、よい仕事をしたときほど、大っぴらに書くことができない、ということです。
私の仕事は基本的に「暗躍」です。
裏の人が表に出てはいけないし、手柄をアピールしてもいけないのは当然のことでしょう。
(そう自分に言い聞かせて慰めます)
なにが私にできるのか。
どんなメリットを提供できるのか。
伝えることが困難です。
伝えられないから歯がゆい思いをしたりもします。
それでも、わかってくださるお客様はいます。
情報が足りなくても、相談を申し込んでくださったり、仕事を依頼してくださります。
事細かに書いていなくても、「自分に今必要なのは、こいつだ!」とか「こいつだったら何とかしてくれそうだ!」となんとなく感じ取っていただけるのでしょうね。
不思議で面白いところです。