昨夜は、僕が主宰する『ひょうごエンジン』の第19回目のミーティングでした。
活躍する面白いゲストを招いてイベントを企画し、参加者間のつながる場を作ったり、仕事や人生のヒントを得てもらう機会を作ったりしています。
いわゆる街づくりや、地域づくりといった活動です。
これらは、会社分割や事業承継の専門家としての奥村を知る人からすると、違和感のある行動かもしれません。
日本の社会では一つのことだけを集中してやり込むことが評価され、いろいろと手をだすことに否定的な感覚を持つ方が多いのかもしれません。
でも、僕にとっては企業の事業承継や廃業などのお手伝いも、ひょうごエンジンでやっている地域づくり活動も同じぐらい大切な活動です。
両方やることの必然性も感じています。
僕の仕事の定義は「既存のものを活かして再生したり残していくこと」です。
それゆえ『再生家』を名乗っています。
会社分割の使い手としてポジションを築くことができましたが、それも既存の事業や会社を残していこうとしたことの結果です。
会社を残していきたかっただけです。
同様に古い建物だってリノベーションして再活用するのが好きです。
そして、地域だってぐるぐるかき混ぜることで元気にしたいと思っています。
僕が地域づくりに関わることに、自分としてはなんの不思議もありません。
もうひとつ別の理由があります。
これからの事業づくりのヒントは、地域活動から得られるのではないかと期待しているのです。
地域と商売というものは、別物として取り扱われてきたと思っています。
それゆえ両者の関わるところには、まだ未着手の資源がたくさん眠っているかもしれません。
また今は、稼ぐことを優先させたらかえって稼げなくなりがちな時代だと感じています。
地域社会に関わりつつオープンなマインドで事業を行うことが、成功を生む新たなスタンスになるのではないか、とも。
こんな考えてひょうごエンジンの活動をしてきました。
事業承継などの経営コンサルティングと地域づくりの活動は、きっと相乗効果をもたらしてくれるでしょう。
やることは増えて大変ですけどね((笑)
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