「オーナー社長さんに万が一があったら!?」
こんな切り口で、問題点とリスクをこのところずっと訴え続けています。
大企業の社長ならば、交代すればいいだけかもしれません。
しかし、中小零細企業の社長となると、問題が多岐に及んで複雑になってしまいます。
社長は、経営者であるだけでなく、大株主でもあります。
また、個人保証の問題で、会社と個人の相続の問題が切り離せないという面もあるからです。
この社長の急逝リスクに対応するためのサービスも用意しています。
東日本大震災があったときに「事業継続マニュアルを作るべき」という機運が高まりました。
災害があったときにどう対応するかシミュレーションして、できるだけ早く通常業務へ戻れるように準備しておこう意図でしょう。
私がやりたいのは、これの「社長さんに万が一があったとき版」を普及させることです。
社長さんが急逝したときでも、お金の流れをとめず、家族を巻き込まないこと。
会社をつぶさないことなどを目指しています。
ただ、切羽詰まった状況を救う取り組みではありません。
予防的な措置です。
そのため必要性をこちらから訴えて、社長さんたちにわかって気づいていただかないといけない辛さがあります。。
ほうっておいてもお客様から求めてもらえる類のサービスではありません。
それでも、ここにきてようやく利用いただけるケースが増えてきました。
少しずつ重要性やサービスの有用性が伝わりはじめたのかもしれません。
普及の方法はまだまだ手探り状態です。
想定していなかった壁があったりもします。
しかし、絶対必要な取り組みだと信じています。
頑張らないといけませんね。