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出資を受けるための会社分割について相談

出張で埼玉、東京とまわり、昨夜神戸に帰ってきました。

出張中に一件会社分割を使った分社のご相談も受けました。

現状は負債大きく膨らんでいます。

知人から出資の話があるけど「そのままの状況で出資するわけにはいかない・・・」と。

そこで、今後成長したい部分を別会社にすることで、そちらに出資してもらえないか討されていました。

会社の分割の使い方としてはたしかに有効です。

出資者としては自分が出資したところ、それが借金の返済に回されるだけでは面白くありませんからね。

分社をつかって、過去と未来を切り離すことで、前向きなことに投資することができるようになります。

一方で、債権者の立場もあります。

会社の一方的な都合で債権者の利益を害してはいけません。

十分な注意をしつつ、上手な説明の仕方をしなければなりません。

債権者たる銀行だって、結局相手は人間です。

説明の仕方や本人の態度が、納得を得られるか否かに大きくかかわります。

なんだかんだ法律よりも感情だったりする場面は多いですね。

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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