出張で埼玉、東京とまわり、昨夜神戸に帰ってきました。
出張中に一件会社分割を使った分社のご相談も受けました。
現状は負債大きく膨らんでいます。
知人から出資の話があるけど「そのままの状況で出資するわけにはいかない・・・」と。
そこで、今後成長したい部分を別会社にすることで、そちらに出資してもらえないか討されていました。
会社の分割の使い方としてはたしかに有効です。
出資者としては自分が出資したところ、それが借金の返済に回されるだけでは面白くありませんからね。
分社をつかって、過去と未来を切り離すことで、前向きなことに投資することができるようになります。
一方で、債権者の立場もあります。
会社の一方的な都合で債権者の利益を害してはいけません。
十分な注意をしつつ、上手な説明の仕方をしなければなりません。
債権者たる銀行だって、結局相手は人間です。
説明の仕方や本人の態度が、納得を得られるか否かに大きくかかわります。
なんだかんだ法律よりも感情だったりする場面は多いですね。