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今日は仙台でした。
前回までのご相談に対し、今度はこちらから取り組みの提案をする回です。
今回のご提案内容を簡単に言えば、こんなところです。
「社長にはこのまま気の済むまでやっていただき、万が一の時、後のことは奥村がやっておきます」
会社には後継者がいるような、いないような、という微妙なところです。
負債はかなり大きくなっています。
社長としてはすぐに仕事を辞めたいわけではなく、できればまだ続けたいと思っています。
このような状況に対して、あえて問題の先送りをご提案したのです。
普通は「早く決めましょう」ということになるのでしょうけどね。
急いで将来を決めてしまうことは得策ではないと考えました。
ただし、やるだけやって社長に何かあったとき、会社が放置されるような状況になっては問題です。
そこで最後の最後は奥村が、その時の状況に適したお片付けをさせていただくという提案です。
はっきりいって、コンサルタントとしては踏み込み過ぎな内容です。
第三者として距離を保つのがコンサルタントの一般的な型ならば、この提案を実行したら私は当事者となってしまいます。
でもこのあたりは、覚悟の上だし、より良い仕事をするためにリスクも背負っていこうと考えています。
ときに月々のコンサルティング料の支払いを猶予したこともあれば、本当に正念場ではお客様にお金をお貸ししたことだってありました。。
踏み込むがゆえに、仕事を受けるかどうかの判断は慎重です。
とくにお客さんとの相性や人間性はよく見させていただいています。
「お金さえもらえれば、なんでも仕事をうける」という姿勢とはまったく逆です。
「この人のために頑張りたい」と思えるかどうかが一番のポイントです。
幸い、いまは良いお客様とばかりお仕事をさせていただけています。
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