昨日から淡路島に入ってビワの農作業をしました。
夜は僕ら運営する宿『のびのび日和』で打ち合わせ兼会食です。
神戸には今朝帰ってきて、人と会ったり、プロジェクトの準備をしています。
神戸の人と、よく神戸のことについて話をします。
神戸ことをみんないい街だと口をそろえて語ります。
でも「何がいいところ?」というと明確な答えが出てきません。
そして「住んでみればわかるのに・・・」という結論になるのがお決まりのパターンだったりします。
たしかに、そうなんですけどね。
ただ、分かりやすさも欲しいのが正直なところではないでしょうか。
例えばインバウンドで活気のある京都や大阪と比べると、神戸に何があるの?となってしまいます。
移住促進の競争でも、神戸ならではの個性やウリというのが絞り切れていないような気がします。
いろいろ魅力があるけど、どれもずば抜けてはいない。
総合力は高いけど、必殺技がない。
こんなことを神戸に感じてしまいます。
僕は関東から神戸へ移住した人間なので、根っからの神戸っ子とは違った感覚を持っているかもしれません。
今でも印象的だったのが、引っ越してきてはじめて御影の山手を歩いていた時です。
御屋敷を眺めて歩きながら、文化の深さを感じました。
「こんな街が世の中にあるんだなぁ」と。
あと、お気に入りなのが、すぐに自然を感じられるところです。
仕事でスクターに乗る機会が多くありますが、ちょっと走るとツーリング気分になれる場所がたくさんあります。
仕事をしたり生きていくこと自体のストレスが、神戸に来てから相当減った気がするのです。
街や人にゆとりがあって、風通しの良いところがお気に入りです。
でも、対外的な神戸のウリは?」となると・・・やっぱり困ってしまいますね。
事業承継、廃業、M&A、社長交代・・・・
奥村が運営する社長の出口を考えるサイトです。