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新型コロナウィルスの影響下、廃業を悩む社長へ

「新型コロナウィルスの影響で業績が落ち込んでいるため、廃業しようか悩んでいる」

このところ何件か、このような相談をオンラインで受けています。

振り返ると、だいたい同じようなことをお話させてもらっていると思ったので、改めて書き残しておこうと思います。

なにかの参考になれば、と。

①今廃業したほうがいいか、粘ったほうがいいかは、僕には分からない。

収束にどれくらいの時間がかかり、売上がどれくらい回復するかは分からないため。

②選択肢は2つしかない。

今すぐ一目散に逃げる(=廃業)か、もう5年でも10年でも経営を続けると肚を括るか。

決断できないまま過ごし、後になって「あのときやめておけばよかった」となるのは絶対避けたい。

なお、今をしのぐために借金を増やしたとしても、利益さえ出る事業ならばなんとかできる。

③廃業だけは自力で実現できる戦略。

借金を増やしたくない。

残っている利益を確定させたい。

ならば、すぐに廃業を選ぶべき。

④損得勘定では答えは出ない。

売上や利益の予測が立たない以上、廃業した場合と続けた場合の金銭的比較はできない。

⑤結局、生き様の問題。

社長個人の価値観が問われている。

会社をどうしたいのか。

さらには、自分はどう生きたいのか。

覚悟を持てば道は拓けてくる。


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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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