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2021.10.30 週刊おくむら

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 (中小企業診断士さんと公認会計士さん)

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・事業承継案件の対外折衝

・新サービスのツールづくり打ち合わせ


【ただいま募集中】

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【最近の気になる・・・】

ある会社の事業承継計画を見せてもらった。

事業承継計画というのは「〇年後に社長を交替し、株式は毎年〇株ずつ贈与する」のような内容のものだ。

中小企業庁あたりが音頭を取ってひな形を作成し、商工会議所等を経由して普及をさせようとしていると思われる。


この会社のものは、まったく機能していないものだった。

形式面は満たしているので、計画の体裁は保たれている。


しかし、先代社長は腑に落ちていないし、先代と後継者の間での約束事への共通理解もない。

この調子ではおそらく盲点だらけだろう。


計画を修正することは、大変な取り組みになるだろう。

なまじスケジュールが出来上がっているため、当事者の感情的摩擦が必至となる。


体裁だけ整っているのに中身がない計画なんて作ってしまったら、害しかない。

こんな事業承継計画が、たくさん出回っているのだろうか・・・


〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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