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VIP会員さんはどのように奥村への相談権を使っているか

VIP会員さんには奥村にいつでも相談する権利があります。
その権利の使い方については、それぞれの個性があります。
大きく3タイプにわかれる感じでしょうか。

まず、めったに相談をしてこない方たちがいます。
問題があったら相談するけれど、原則はしないというスタンスです。
便りがないのがいい便り、に近いところ。
よって、このタイプの方から連絡があった場合、大きな問題が起きた可能性が高くなります。
こちらとしてはドキドキします。

VIP会員さんの中には、会社をたたんだり、自身が引退することまで視野に入れている方もたくさんいます。
これらの方が、本格的に決着をつけるまでのつなぎという感覚で入会してくださっている場合もあるでしょう。

なんだかんだ3タイプの中で一番多いのがこのタイプです。
このタイプの方から相談があった場合、奥村はアドバイスをすることが増えます。
「それって普通じゃない?」と思われるかもしれませんが、実はそうでもないのです。
その理由は後ほど。



次に、要所で相談をしてくる方々です。

決算書を見ながら1年の反省をしたいとか、半年ごとにこれからの取り組みを確認するとか。
新規事業をやるとか、幹部の人事異動をするとかも。
さらには、子供の進路について話をしたいなんてときもありました。

このタイプでは、これから重要な動きがあるから、その前に奥村と話をして思考を整理したい、というニーズ増えます。
さきほどアドバイスをするとかしないという話をしましたが、アドバイスをしない場合の私のスタンスは思考整理のお手伝いです。

アドバイスをするときは、奥村の中に答えがあって「こうしてください」と指示を出します。
一方、答えをもっていないとき、私が答えを提示すべきではないときは、コーチングのコーチのように考えをまとめるための司会役をします。
ケースバイケースで使い分けています。

思考整理も重要な役目です。
たとえば「そろそろ引退しようかと考えはじめた」という方がいて、私が「あと何カ月で、こうやって会社を辞めてください」と指示をするのはおかしいですよね。

こういうときは「なんでそう思ったのか」「どういう風に辞められたら理想か」「何か気になるところはあるか」などの質問をさせていただきつつ、社長が考えをまとめられるようアシストに徹します。


話を戻しまして、最後の3つめのタイプです。
この方々は、定期的に対話の時間を取っています。

たとえば毎月セッションを予定し、今考えていること、気がかりなことを一旦奥村に吐き出していただく。
そのうえで、これからどうするかを具体的に練る。
こんなサイクルを繰り返したりしています。

精神面のデトックスだったり、ふりかえりの習慣づくりをお手伝いしているような感じですね。

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継・廃業コンサルタント

これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。

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