自分が農作業をするなんて
少し前には想像できませんでした。
この手の作業には興味がなかったのです。
絶対性に合わないと思っていました。
でも今年から、
淡路島のある果樹園さんに出入りしています。
ビワやみかんのお世話や収穫をしたり、
育ち過ぎた防風林を伐採したりといった
農地の環境づくりもしています。
ペースとしては、月に1から3回。
10名ぐらいの仲間が、
行けるときに行くという感じでお手伝いをしています。
農作業は気持ちがいいです。
全身で植物と向き合い、汗をかき、
ふと海に浮かぶ島や広い空が目に入ったときの幸せといったら・・・。
一日頑張った後の夕焼けの美しさも最高です。
こんなにセラピー効果が高いものだとは思いませんでした。
デスクワークとは全然違います。
普段の生活では、焦ったり、
上手くいかないとイライラしたりすることも多いものです。
でも、農園ではそんな気持ちにはなりません。
手間はかかって当然だし、焦ったところで食物は早く育たない。
人間らしい、自然なペースがそこにあるのです。
「淡路島を元気にしたい」と、
ある青年から相談をうけたことが
農園に通い出したきっかけです。
急激な過疎と高齢化が進む灘という地域があること知り、
農業を支援することで盛り上げられないかと思いました。
地域との接点を探しているうちに、
今の農園の農園主さんと出会いました。
研究熱心な農家さんであり、
愉快な哲学者といった顔もあり、
とっても素敵な方です。
今は、その農園主さんに会いに行きたいし、
その農園を未来に残したいと純粋に思っています。
まだはじまったばかりですが、
将来は僕らみんなの村が作れたらいいなと思っています。
周囲の農園は耕作放棄地になっているものがたくさんあるので、
もっと農地を広げることができるでしょう。
ゲストハウスとかもやりたいし、
地域に縛られない仕事ができる人は、
農業をやりながらそこで仕事をしてもいいですね。
仲間が集まるようになれば、
いろんな展開が見えてくるはず。
もっと仲間が欲しいです。
今のメンバーは他にも仕事があるので、
そんなに訪問できません。
農作業を楽しみに行ってくれる人が増えるとうれしいです。
そして、仲間の中から本格的に農業の道に進んで、
農園主さんの技術を継ぐ人が登場してくれることを期待しています。
平日は農業をやって、週末はゲストハウスなんて生活もいいのでは。
仲間がいるから寂しい思いはさせません!
興味を持っていただいてくれた方、
まずは一回体験に行ってみませんか?
お気軽にお声がけください!