「廃業を考えている」とお声がけいただき、
関西のとある会社さんへ行ってきました。
ここ数年売上が下がってしまっていて、
いよいよ潮時かと考えはじめたそうです。
その会社の場合は、怠けていたのではなく、
すごく営業努力をされていました。
事業の背景にある社会的な構造が、
変わってしまっているということでしょう。
廃業をすると決断したならば、後は粛々と事務をこなすだけです。
僕としてはかなり結果が見通せるお仕事になるでしょう。
でも、やっぱり寂しいし、
関わった以上できる限り会社を残したいのが本音です。
また、そこでも力を発揮できてこそ、
単なる法的事務をするだけの専門家と一線を画するはず。
できるかぎりお力になりたいところです。
廃業か、継続か、どちらにも傾きそうなタイミング。
こんなとき僕はひたすら、
事業やサービスのアイデアを出そうとします。
それを受けて、あとはどう考えるかはご本人たち次第です。
今回は、早めのタイミングで声をかけていただけたのが
幸いでした。
まだ選択肢があるうちに、お話をさせてもらいたいですね。