昨年の終わりからコツコツと書き続けていた「事業継承・廃業相談室」ですが、思ったようにアクセスが伸びません。
改めて考えると、事業承継などに関連するワードを狙っている他者はたくさんいたのです。
伝えたいことは違っても、キーワードとしては競合がたくさんいる状況になってしまっていました。
この失敗で僕は、普通に書いてしまった、と反省しています。
僕のような資本力もない存在が普通にやっても大手には勝てません。
そして、頼るべきは個性であり、「奥村だから」の部分だったのです。
かしこまってサイトを作ろうとせず、個性を前に出すべきでした。
そんなことを考えて、サイトに写真を載せようと思っています。。
手元にいい写真がないので自分を撮りはじめなければなりません。
そこで思ったこと、気づいたことをシェアさせてもらいます。
なお、僕が本来語るべきテーマとはちょっと離れているかもしれませんが、企業さんの経営支援のお仕事では、マーケティングの話になることもしばしばあります。
ここでも同様に、会社やサービスよりも、社長さんを売ったほうが効果的な場合は多いのです。
1.そもそも顔を出さなくていいのか?
「恥ずかしいから顔を出したくない」
「カッコよくないから(美人じゃないから)」
こんな理由でサイトなどへの顔出しを拒む人がいます。
顔を出すも出さぬも当人の自由なので、好きにしていただければいいでしょう。
ただし、出さないことのハンディキャップは理解しておくべきです。
今のご時世「どんな人がやっているのか」はすごく問われます。
同じ商品を売るのに、堂々と顔を出している人とそうじゃない人の差はとんでもなく大きいでしょう。
ちなみに「顔出さないでダメだったときは、それから出します」というようなこと言う人にはデコピンしちゃいます(笑)
最大の戦力は最初から費やすべきです。
それで失敗だとわかれば、すぐに次の手に移行できます。
様子を見て少しずつ戦力を投下しようという人は、何かを立ち上げる場合におけるモチベーションや時間の重要性をあまり感じていないように思うのです。
2.さりげない日常の姿を撮り溜めておけ!
個性を伝えようと思ったら、自分が写っている写真を使うのが手っ取り早いのは当然です。
そのときにちょうどいい写真がありますか?
僕の場合は全然ありませんでした。
「この人はこんな感じで相談を聞いてくれるんだな」ってイメージしてもらえる写真が欲しかったのですが・・・
みなさんの前で講演しているような写真はいっぱいあります。
プロフィール写真もあります。
でも自分を日常を伝えられるような仕事風景などとなると皆無です。
プライベートなどのちょっとした一コマを伝えられるような写真も全然ありませんでした。
こういう写真は意識して溜めておいた方が絶対いいです。
プロに頼んで一日密着してもらうことまでする人はまれだと思うので、日々意識しておくしかありません。
※何かに使つときがあるかもしれないと思って撮ってもらった写真です
↓ ↓
3.カメラは単焦点のレンズ
カメラはミラーレス一眼のオリンパスPENを使っています。
僕は写真の良し悪しはカメラの腕だとずっと思っていましたが、ある時から認識を改めました。
カメラはレンズです!
ほとんどそれで決まる気がします。
ある時レンズを変えてみただけで、自分の撮った写真とは思えないほど美しい写真が撮れました。
ただ、良いレンズは高い。
そこで単焦点レンズをオススメします。
望遠機能が無い代わりに、描写が美しくなっています。
価格もお手頃で、暗い場所でもきれいに撮影しやすいです。
ピントがバシッと合ったときの、背景のボケ味は素晴らしいものがあります。
ただ逆にピント上手に合わないときが多いのも事実。
だから、とにかく何枚も何枚もたくさん撮影してもらうことです。
撮られて、撮られて、撮られまくれ!!
4.カワイイやカッコいいより「らしい」か?
最後に撮影した写真の中で、何を使うか?、です。
人というのは自分を良く見せたいもの。
だから自分の中の理想に近い写真を選びがちです。
よりキレイなもの。よりかわいいもの。よりカッコいいもの・・・
でもそれって、本来の自分から離れてしまっていませんか。
そうなるとご本人を伝えるという意味では失敗になってしまうのです。
この点、すでに撮影のときに失敗してしまっている場合もあるかもしれません。
無理に顔を作った不自然なものになっていたり・・・。
美人であることよりも「本人らしいか」が大切だと思います。
本人らしさを通じてこそ、自分が持っている魅力は伝わるのではないでしょうか。
ちなみに僕は、先ほどご紹介した自分の写真を見てがっかりしました。
「なんて口元に締まりがないんだろう・・・」って。
相変わらず目は細しですしね(笑)
自分の写真ばかりを見て気分が悪くなりそうでした。
でもそいういう顔なんだから仕方ない。
私は私です、とあきらめることも必要なのでしょう。
そのあきらめが好感につながるはずです。
(と、信じましょう)
最後に、どの写真に自分らしさが出ているかは、自分では分かりにくいものです。
誰かに選んでもらうのも有効だと思います。
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