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個人に宿る技を承継できるか?

このホームページのリニューアルについて打ち合わせをしました。

当然、今後の事業展開などまで話題になります。

そして「自分の仕事の事業承継ってどうする?」という話題にも。

そこにいたメンバー3人はみんな社長。

でも、僕を含めた2人は一人で仕事をしています。

いわゆるフリーランスというタイプ。

自分のスキルや腕を頼りに仕事をしているわけです。

この手のタイプの事業承継は難しいですね。

人が看板商品ですから。

その人がいなくなてしまったら、そのクオリティのサービスを提供することができなくなります。

スポーツ選手の技を事業承継させることができるのか話にちかくなってしまいます。

ただ、事業承継というかたちまで行かないでも、後進を育てることはできそうです。

また、自分固有のスキルでビジネスをしている人だって、引退や相続に向けた準備はできます。

たとえば、僕の場合だったら、他社の社長さんに万が一のときがあったときに、会社を守るための契約をしています。

でも僕が先に死んでしまう場合もあります。

そこで、いざという時に備えて、僕の役割を果たしてくれる別の誰かを指名しておく必要もあるでしょう。

その人の個性とか、その人だからの味だとか、継ぐのが極めて困難なものがあります。

でも「継げるものなんて無い」と、あっさり終わらせないでほしいですね。

いろいろと、やれること、やっておいたほうがいいことはあります。

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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