【新刊】『0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円 (光文社新書)』
おはようございます。
これから東京出張に向かいます。
出発までの時間を使ってブログを更新しています。
昨日は休日でしたが、顧問先の社長との定例ミーティングがありました。
当初、社長さんからのご要望は
「自分に何かあっても、残された妻が安心して暮らしていけるようにしたい」
というものでした。
会社には後継者がいません。
このまま社長が死亡したときには、会社が大混乱することが目に見えます。
また、今は財務内容は悪くありませんが、もし将来的に借金がもっと増えるようだと、相続人がそれを背負わされる事態も想定されます。
よろしくない未来を避けるために、奥村に声をかけてくださいました。
今では会社と僕は契約を交わし、必要な策も講じ終えています。
見守りながら、なにか異常はないかを確認するフェーズとなっています。
(そのための定例ミーティングです)
たとえば、社長に万が一のことがあれば、僕が状況をふまえて会社を整理したり、誰かに引き渡せるようにしてあります。
また、奥様を含めたご家族への負の連鎖を断ち切り、資産を残すための策も講じています。
要は「自分に何かあったとき、会社のことはやっといてね」という奥村への丸投げです。(笑)
そこまで準備はしたうえで、今後の着地点を一緒に探していきましょうというスタンスです。
これって、とても良くないですか?
事業承継のことで苦悩している社長はたくさんいます。
相手がいることですから、いくら自分が頑張ってもどうにもならい面があります。
タイミングの問題もあるでしょう。
でしたら「何かあったときの最悪の事態を防ぐ手だけでも先に打っておく」という考え方もあるはずです。
こちらの会社も「今すぐ事業承継や廃業を選ぶことはできない」という宙ぶらりんな状況です。
やれることだけはやっておくという考え方で、奥村と契約して万が一に備えました。
これだけで心の余裕は生まれるし、やるべきことはやっているという自己肯定にもつながるでしょう。
社長のマインドの状態はとても重要です。
ちなみにこちらの会社、実は後継者候補が出現しました。
仕事の関係者との雑談の中で奥村の話になったそうです。
そこで「うちの会社はこんな事業承継対策をやってもらっている」と話をしていたところ、それを聞いていたある一人が会社を引継がせてもらえないかと言い出したそうです。
まだまだどうなるか先は見えませんが、面白い展開がはじまりました。
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