米子への出張の帰りです。
昨年後半からかかわっている会社さんの件でした。
社長交代や株式、連帯保証の処理はほぼ終わりました。
相続まで見据えた、遺言(または死因贈与契約)への落し込みという段階まで来ています。
早めに現地に入り、ネットで見つけていた美味しそうなカレー屋さんを訪問。
しかし、悲しいかな、定休日・・・
ちゃんとチェックしておかないといけません。
食べられないと、余計に美味しいカレーのような気がしてきます。
さて、先日お会いした横浜の社長さんが「М&Aの担当者を勝手に替えられた」と怒っていました。
その会社は半年前からМ&A仲介会社に依頼して買い手を探しています。
ところがこの度「担当者が銀行に出向することになった」と、別の担当を付けてきた次第です。
これに対して社長は面白くないと感じていました。
たしかに、仲介会社側の都合だけでコロコロ状況を変えられるのは癪にさわるでしょう。
ただ、それが企業だと言えば、企業だったりもしますね。
ウチの場合は、担当が変わることは基本的にありません。
そもそも他にコンサルティングができる人間が社内にいません。
僕自身、社長と会社と直接やり取りをしたいと思って、今のスタイルをとっています。
だから、一度お付き合いをはじめたら、一生その会社とお付き合いするつもりで仕事をしています。
先のМ&A会社の話をお聞きしていると、僕のようなスタイルに良さを感じてくださる社長もいらっしゃるのかと思いました。
会計事務所の例などでも、似たような例をよく聞きます。
開業したころは本職が一件一件丁寧にケアしてくれていて満足度も高かった。
しかし、事務所に人間が増えると同時にスタッフまかせになり、サービスのクオリティが低下して・・・と。
会計事務所からすれば「仕方ないでしょ」って言いたくなるかもしれません。
でも、あくまで会計事務所の勝手な都合でもあります。
ずっと自分が直接仕事をするつもりなのか。
それとも、いずれはスタッフに投げるつもりなのか。
最初の時からどちらのポリシーなのか教えてくれたら誠実なんですけどね。