大阪肥後橋のROUGH LABOさんの協力により、『起業したい人向け』の事業承継セミナーを開催できました。
一度やってみたかったこの企画。
「これだけ後継者不在による廃業が増えるのだから、赤の他人でも会社や事業を譲り受けて起業しちゃおうよ!」というコンセプトです。
継ぎ手側から仕掛けていこうという意味でも、これまで語られてきた事業承継とは一味違います。
会場の雰囲気も普通の会議室とは全然違いました。
リラックスできる環境のおかげで、のびのびとお話ができました。
今日は14名の方が僕の話を聞きに来てくださいました。
普段のROUGH LABOさんのコミュニティーメンバーからすると、20代、30代の方が多くなるかと思いました。
しかし、実際のお客さんの年齢層は、それよりも高めでした。
会社を引き継ぐというニーズは、どうやら40代以降の方のほうが強い様子です。
若い方でも、こういう話を先に聞いていれば、モノの見方や仕事への考え方が変わって価値があると思うのですが、、、ちょっともったいない感じがします。
参加者の属性としては勤め人の方が7割から8割といった感じです。
「今の会社に定年までいる気もしないから、これからの働き方のヒントが欲しくて参加した」というお話を何名からかお聞きしました。
おっしゃるとおり、事業承継というのは、働き方や仕事を創る良い切り口になり得るはずです。
このタイプの切り口のセミナーや勉強会は、今後も企画していきたいと思っています。
その時はまたブログ等で紹介させていただきますね。
起業家支援や地域おこしなどに関わる方で、開催を希望される場合はお気軽にお声がけくださいませ。
以下、記録的に今日のトピックスを残しておきます。
【起業したい人のための事業承継セミナー】
- 127万社が廃業=127万の起業チャンス
- “事業承継型”起業は美味しい
生存率が高い、立ち上がりが早い、コストが低い・・・ - 「捨てる」と「活かす」で会社とビジネスモデルを再構築
- “事業承継型”起業のデメリットは?
- 商売は何をやるかより、「どうやるか?」
- 不動産のリノベーションを参考に
- あなただからの個性を商売にかけ合わせる
- お金持ちには2タイプある
- 事業を買い取るためにいくら投資していいのかの計算ロジック
- 継げる会社の探し方
- 先代オーナーとの交渉術
- 結局は自分がどんな生き方をしていきたいかの問題
- 会社を継ぐことほどの社会貢献はそうそうない。
〈質疑応答での質問〉
- 事業だけ譲ってもらって借金が残ってしまったとき銀行は納得しないのでは?
- 自ら「継ぎたい」と飛び込んでいくとき、どんな風に話のもっていけばいいか?
- 先代の欲を刺激しないために良い交渉方法はないか?