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商業の活性に行政は不必要?―神戸新聞社主催の加古川講演会

11月16日に神戸新聞社が主宰する東播懇話会で
お話させていただきました。

当日は事故等でJRが止まったりで危ないところもありましたが、
どうにか間に合いました。。

商業の活性化を目的に、
街のコンセプトを考えたり、
加古川の町おこしのための僕なりの提案を
させていただきました。

 

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「あなたの話から、
行政や自治体の関与がいらないと
言っているように感じましたが」

 

最後の質疑応答でこのようなコメントをいただいたので、
この点についての僕の考えを述べさせてもらいます。

 

行政等の町おこしへの関与が
ないほうが良いとは思っていません。

いい関係で相乗効果が生まれるならば、
民間と行政が組んだほうがいいのば間違いないところです。

 

でも、現状はどうでしょうか?

 

民間が行政に依存してしまっていないでしょうか。

「そんなのは行政の仕事だ」と、他人事になっていたり。

また、「補助金が出たら何かしようか・・・」と
他人のお金ばかりをあてにしていたり。

 

自分たちの街の話です。

行政がかかわらなくても、
お金がもらえなくても、
やるべきことは、やるべきではないでしょうか。

 

また、行政が前面に出てきて、
手取り足取りやろうとすることで、
スピードが遅くなったり、
手続きが煩雑になったりという弊害も目にします。

民間の良さである、
スピード感や小回りの良さを大切にすべきです。

商業やビジネスに関わるところでは、
自治体のように平等であることを求められないから、
効果的な動きができると思います。

 

「自分たちが街を生かす」

こんな気概と自負を、民間も持たなければ、
何も変わらないと思うのです。

 

 

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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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