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大阪で事業承継のコーディネート案件

 

大阪で、ある会社の社長さんと
事業承継案件の打ち合わせをしてきました。

後継者は血縁のない従業員さん。

彼が会社を買い取ることで事業承継を完成させる絵ができています。

その詰めのため、社長と後継者から要望を聞き取り、
まとめて相手に伝える。

そのうえで条件を詰めて、また伝える・・・

このラリーを何度か繰り返しました。

 

法律とかお金や事業承継のテクニックのことはどうにかなできます。

でも、やっぱり気持ちの部分は・・・

話をロジカルに詰めていっても、同じ不満を何度も口にしたり。

この方向で行きましょうと決めたのに、再度戻ってしまったり。

会社を譲って身を引くということに、
まだ心がついていかないのでしょう。

頭ではわかっているのでしょうけど。

 

やっぱり、何十年も社長をしてきたんだから、
会社と自分を切り離すなんてそう簡単なことではないのでしょう。

部外者の僕なんかの想像を超えるものがあるはずです。

といっても、ずっといつまでも社長を続けることはできません。

道筋はつけておきましょう。

3歩進んで、2歩下がっても少しずつ進むしかありません。

どこまでもお付き合いするのが、
僕の一番大切な役目かもしれません。

 

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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