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拙著が、社長と義理の息子さんの事業承継をつないだ?


少し前に個別コンサルティングをした関西の会社がありました。

そちらの社長の娘さんが、ブログでそのことを紹介してくださっていました。

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当時は「後継者もいないし、会社をどうすればいいか」という段階でした。

それが、義理の息子さんが継ぐということに決まったとのこと。


嬉しいですね。

社長になるということは甘い話ばかりではありませんが、上手くやっていただきたいと願います。


今回では、お母さんの社長も、後継者となる義理の息子さんも、僕の本を読んでくれていたそうです。

お二人をつなげる役割を果たせたというのも、著者冥利に尽きるものもありました。



ブログの本文中にこんな記述がありました。

「4月に受けたコンサルであれよあれよと話がまとまり 夫は6月には会社に退職の意思を伝えていました」



まさに、場数を踏んでいる第三者が関与することの価値です。


会社の着地の現場では、(失礼な言い方ですが)素人さんが、「あーでもない、こーでもない」と悩んでいます。

しかし、時間をかけたところで解決できないケースも多々あるのではないでしょうか。



私たちには経験があるから、この先どうなるかがある程度見通せます。

どうすれば上手くいくか、逆に注意する点はどこかも押さえられます。


また奥村の場合、教える、考えを引き出す、材料を提供して判断を促す、背中を押すなどのコミュニケーションスキルを使って、頭と心を整理してもらえるように心がけています。

そのため「数年間悩んでいたことが、たった1回の面談で自分の答えが見えた」なんてこともあるくらいです。



自分で抱え込まずに、誰かに相談してみてはいかがでしょうか。

もちろん「誰に相談するか?」は慎重に考えなければいけませんが。


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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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